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今日も張り切ってBlogを更新していきたいと思います。
今日のテーマはこちら【白菜やキャベツのルーツは?DNAで解明】についてです。
お馴染みの野菜たちのルーツが分かれば、気候変動に対応できるかもしれない
韓国のキムチに使う白菜や、北欧のシチューに使うカブ、そのほか食卓に欠かせないキャベツやブロッコリー、小松菜。これらの野菜はすべて、元をたどればアブラナ属のBrassica rapa(ブラッシカ・ラパ)またはBrassica oleraicea (ヤセイカンラン)というたった2種類の野草から生まれた変種だ。
さらに言えば、食用油として広く使用されるキャノーラ油は、ブラッシカ・ラパとヤセイカンランの交配種であるBrassica napus(セイヨウアブラナ)から作られる。
ブラッシカ・ラパとヤセイカンランは、そもそもどこからやってきたのか。100年以上前から、科学者たちはその原産地を探し求めたきた。今回世界中から集められた何百というサンプルDNAからようやく答えが明らかにされた。
カブやチンゲンサイ、ハクサイ、コマツナなどの原種であるブラッシカ・ラパはアフガニスタンとパキスタンの国境に近い山地が原産、そしてブロッコリーやカリフラワー、ケール、キャベツなどの原種であるヤセイカンランは地中海東部が原産だという。このブラッシカ・ラパに関する研究は、4月30日付で学術誌『Molecular Biology and Evolution』に発表された。またヤセイカンランに関する研究も、6月末に動詞に掲載される予定だが、論文投稿サイト『bioRxiv』で査読前の論文を見ることができる。
原産地が分かったからには、すぐにでもその場所に行って植物を採集し、保存すべきだと研究者たちは主張する。今後、地球温暖化が加速すると、これらの野菜は暑さや干ばつ、病気などかつてない危機に直面する可能性がある。原産地に生育する原種は、他とは比べものにならないほど遺伝的に多様だ。これを利用して、気候変動に強い新たな品種を開発すれば、来るべき食糧難への備えとなるだろう。
米ニューヨーク州の生物学者マイケル・プルガナン氏は『この種の研究は、非常に重要だと思っています。環境への適応に関する遺伝子を探そうという、より賢明なアプローチの基礎となる研究です。』
植物界の犬?
アブラナ属の植物は『植物界の犬』と呼ばれるほど変種が多く、昔から生物学者や栽培農家を驚嘆させ困惑させてきた。でんぷんが豊富な根菜、巨大な房を付けるブロッコリーにカリフラワー、アフリカから米国に渡り、南部料理の定番となったコラードグリーン、そしてバラエティに富んだアジアの青菜。ビタミンやその他の栄養を豊富に含むアブラナ属の野菜は世界中で売られていて、その額は年間140億ドル(約1兆5400億円)以上にもなる。
その多様性こそが、原産地の特定を困難にしていた原因でもある。
アブラナ属の遺伝子は『いい意味でごった煮状態』と米ミズーリ大学コロンビア校の進化生物学者クリス・ピレス氏は表現する。引用:NATIONAL GEOGRAPHIC 日本版
かぶやチンゲン菜、白菜、小松菜、ブロッコリーやカリフラワー、ケールにキャベツなど
アブラナ属の食べ物はどんな料理にも合いますし、主役にはならないけど、無くてはならない存在の名脇役のような食材たちですよね。日本料理だと漬物やおひたし、とんかつの隣にはキャベツ、カリフラワーは炒めると食べやすいですよね。ブロッコリーはがん予防に良いようですし、ブロッコリーの新芽であるブロッコリースプラウトはスーパーフードと呼ばれ解毒作用とがん予防に効果的ですね。
日本人は意図せずとも、化学調味料を摂り過ぎの国ですので、自分の体を病気から守るためにもブロッコリースプラウトをたくさん食べましょう!
チンゲン菜や小松菜などは中華料理にも欠かせません。
人々の食文化・食生活を豊かに彩を添えてくれたアブラナ属の食材たちに感謝したいです。
食べ物の話していると、お腹すいてきたよーーーー!!!
ブロッコリースプラウトの種から発芽させて食べるのもおすすめです!
おわりに
いかがだったでしょうか
今日は【白菜やキャベツのルーツは?DNAで解明】について話してきました。
多様なアブラナ属はたった2種類から生まれたのは、驚きの研究結果でした。
カブやチンゲン菜や白菜、小松菜などの原種はアフガニスタンとパキスタンの国境付近の山間地が原産ということでした。ブロッコリーやカリフラワーやケールにキャベツなどの原種は地中海東部が原産ということでしたね!植物界の犬というように野生化しやすいので、たしかに菜の花は、どこにでも生息して鮮やかな黄色の花を咲かせていますよね。
いろいろな料理に合いますし、食文化を多様化させてくれたアブラナ属たちは、美味しい食材です。
最後まで読んでくださりありがとうございます。
また次回のBlogでお会いしましょう!