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8週間がベスト?間隔空けると抗体が増えるファイザー製ワクチン

皆さんこんにちは!こんばんは!おはようございます!!

毎日暑い夏ですね!今日はオリンピックの開会日です。新型コロナウイルスのパンデミックが少しずつ落ち着いてきたとはいえ、日本はまだまだワクチン投与が遅れていますよね。

今本当にオリンピック開催されるタイミングなのかな?と疑問ですが、

アスリートの皆さんには実力を120%発揮してもらいたいと思います。

直前に陽性反応で棄権扱いにアスリートも気の毒ですよね・・・。

 

今日のテーマはこちら【8週間がベスト?間隔空けると抗体が増えるファイザー製ワクチン】についてです。

新型コロナウイルスに対する米ファイザー/独ビオンテック製のワクチンは1回目と2回目の接種の間隔を4週以上空けた方が抗体が増えると、英研究者たちが発表した。1回目と2回目の間を8週間空けることが、デルタ変異株に対して最適かもしれないという。

医療従事者を対象にしたオックスフォード大学などによる調査は政府予算によるもので、まだ査読を受けていない。

ファイザー/ビオンテックはワクチンについて、3週か4週の間隔をあけて2回接種するよう推奨している。

しかし英政府は2020年末に、接種間隔は最大12週間と方針を示した。これは英政府が当初、なるべく多くの国民に少なくとも1回目の接種を急ぎ行き渡らせようとしていたため。イギリスは当時、感染の第2波に襲われており、限られたワクチン供給量での感染抑制を優先していた。

7月になると、インドで最初に特定されたデルタ株の感染が国内で急拡大している事態を受け、英政府は40歳未満に対するワクチン接種の1回目と2回目の間隔を、12週間から8週間に短縮するとした。

新型コロナウイルス感染症COVID-19に対する医療従事者の免疫状態を調べる政府調査(PITCH調査)をオックスフォード大で主導するスサンナ・ドゥアンシー教授らが、今回発表した調査結果は、国民保健サービス(NHS)のスタッフ503人を対象にしたもの

503人は昨年後半から今年初めにかけて、英南東部ケント州で特定されたアルファ変異株がイギリスで拡大している最中に、2回のワクチン接種を受けた人たち。2回目の接種から1カ月後に、血中の抗体量を調べた。

・ファイザーワクチンの1回目接種と2回目接種の間隔は長くても短くても、全般的に強力な免疫反応につながった

・ただし、ウイルスによる細胞感染を抑制する中和抗体(特定のタンパク質の活性を中和する抗体、ウイルスのタンパク質に結合して感染を防ぐ)の産生は間隔が3週間の場合、間隔が10週間の場合より少なかった

1回目の接種後に抗体量が一時的に減るものの、免疫にかかわる『T細胞』の量は高い状態で維持されていた

接種間隔が長い方が全体的なT細胞量は少なかったものの、『ヘルパーT細胞』と呼ばれる細胞の割合が高くなった。このヘルパーT細胞は、免疫記憶を支えるという

現在のイギリスの状況では、『8週間がベストなタイミングのように思える。大勢が2回目を希望しているし、デルタ変異株がたくさん出回っているので』と、教授は話した。

『残念ながらこのウイルスが早々に消えるとは思えないので、その中で自分にとって最善な防御をどう身につけるのが良いか、考えてもらいたい』

研究共著者の1人、英ニューカッスル大学のレベッカ・ペイン博士は、「どちらの間隔でも2回の接種後に、新型コロナウイルスに対する旺盛な免疫反応が得られると安心できる証拠が得られた」と話した。

イングランド公衆衛生庁(PHE)のデータによると、ファイザー製ワクチンは1回の接種だけでも、重症化や入院、死亡のリスクを効果的に減らしているという。

英政府のナディム・ザハウィ・ワクチン担当相は、『最新のPITCH調査の結果は、COVID-19への免疫反応の仕組みの理解を助け、2回接種の重要性を示しており、イギリスだけでなく世界にとってもきわめて重要だ』と述べた。

全成人へのワクチン提供を急ぐ中、政府は『予防接種と免疫に関する合同委員会 (JCVI)』の助言を受け、デルタ株からより大勢を守るため、接種間隔を12週から8週に短縮した。今回の調査から、この(8週間の)感覚が強力な免疫反応につながると、あらためて証拠が得られ、私たちの判断を裏付けてくれた」とザハウィ氏は話した。引用:BBC News

1回目ワクチン投与したけど、2回目の投与はまだなんです。と意図せずともこの状態になっている日本の方もいますよね。ワクチン投与のスケージュールが遅いのが逆に免疫反応を強くするなどの功を奏す事になるのかもしれませんね。

今日の要約まとめ

・ファイザー製ワクチンは4週間以上投与の間隔を空けると抗体が増える

・今の状況のイギリスでは8週間がベスト!対デルタ株に最適。

・1回2回の間隔を長く空けると免疫記憶を支える『ヘルパーT細胞』の割合が高くなる。

・ワクチン投与は1回目でも重症化や入院、死亡のリスクを低下させる効果あり。

・ワクチン投与2回目後は、新型コロナウイルスに対する旺盛な免疫反応が得られる。

おわりに

今日のテーマはこちら【8週間がベスト?間隔空けると抗体が増える?ファイザー製ワクチン】について話してきました。

ファイザー製ワクチンは1回投与でも、重症化や入院や死亡を減らす効果があり、8週間開けて2回目投与するとさらに高い免疫反応が得られるということです。

日本はもう少し間隔空けるようにしても良いですよね!!

最後まで読んでくださりありがとうございます。

また次回のBlogでお会いしましょう!

 

 

 

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だいすけ
皆さんこんにちは!こんばんは、おはようございます。 だいすけBlogです。 このBlogではゆるーく更新のはずが、なぜか海外ニュースBlogになっています。 試行錯誤してます、迷走中です。『何もなくても、突き進め』 よろしくお願いします。

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