皆さんこんにちは!こんばんは!おはようございます!!
昨日は大谷翔平選手が驚異の11冠で
今シーズンのタイトル受賞を終えました。
タイトルを総なめの充実した2021年を締めくくりましたよね。
2022年の来シーズンも活躍が期待されます。
さて、
今年も残すところ31日となりました!
カウントダウンらしくなってきましたね。
ワクチン投与3回目が今日から始まるようです。
新たな変異株のオミクロン株が日本でも初確認されましたので
人間の防御力を上げることが必要になりそうです。
いよいよ2021年最後の月、師走の12月がスタートです!
今日のテーマはこちら【白雪姫の毒リンゴは本当にあった?!下に立つだけで有害小さなリンゴ】です。
広大な国立公園を擁する米フロリダ州・エバーグレーズは、迫力あるワニの観察地として知られている。しかし、一帯に広がる湿原で最も危険な存在は、アリゲーターではなく、とある樹木なのかもしれない。
この地に生えるマンチニールの樹は、一見どこにでもある果樹のようだ。樹高は数メートルから、大きなものでも15メートルほどだ。海岸や湿地帯などによく見られ、枝にはつややかな葉がよく繁る。小ぶりのスモモあるいはリンゴのような緑色の実をつけ、その甘く豊かな香りは食欲さえそそる。
しかしその実態は、致死性の毒をもつ危険な樹木となっている。樹液、果実、樹皮と、あらゆる部分が猛毒であり、古くは「小さな死のリンゴ」の異名で恐れられた。フロリダ州のフォックスニュース・タンパベイ局のリポーターは、「この樹の何もかもが有毒なのです。リンゴの実のように見える(果実の)部分だけでなく、葉も枝も樹皮も、すべてです」と語る。
幹から滲み出る乳白色の樹液は猛毒で、少しでも触れると強いアレルギー反応を引き起こし、皮膚に浮腫を生じる。雨の日には洗い流された樹液が滴り落ちるため、樹の下に立つだけで体じゅうに水ぶくれができることになる。ギネスワールドレコーズは2011年、マンチニールを「最も危険な樹」に認定した。
食用すれば喉は焼け付くような痛みに襲われ、場合によっては命を落とすことがある。また、毒性が強いことから、枯れ木の処分にさえ注意が求められる。幹を燃やせば、内部に残留している成分が煙に混じって周囲に放出される。この煙が目に入っただけでも、最悪の場合は失明に至ることがある。
先住民する部族の毒矢に用いられていた?
マンチニールの樹には、歴史上有名な探検家の命を奪ったとの逸話も遺されている。16世紀、ヨーロッパ人として初めてフロリダに上陸したといわれるスペイン人探検家のフアン・ポンセ・デ・レオンは、8年後に再びの遠征に繰り出す。フロリダ南部までの航海に成功したものの、現地に住む部族の襲撃を受けて命を落とすことになる。
このとき受けた毒矢に塗られていたのが、ほかならぬマンチニールの樹液であったとされる。以来スペイン人たちは、「小さな死のリンゴ」と呼んでマンチニールを恐れてきた。
現在マンチニールは「低危険種」に分類されており、近い将来に絶滅が危惧されるレベルではないものの、個体数は比較的少ない。エバーグレーズ湿原のほかには、カリブ海沿岸などに少数が見られるのみだ。
しかし、リンゴの樹のように親しみやすい外見でありながら危険度の高い植物であり、分布する地域においては知られざる厄介者となってきた。あまり頻繁にみられない種だからこそ、毒性への認識が広まりづらいという側面もあるだろう。
危険性を周知すべく、現地では一部の樹に赤色の立て札が添えられ、触れたり雨の日に樹の下に立ったりしないよう警告を発している。なお、湿地帯や沿岸部で生育するマンチニールには、環境保全上プラスの効果もある。ハリケーン発生時に暴風を緩和し、沿岸を浸食から守る作用をもたらす。
誤って食べてみた医師はどうなった?
危険な樹としてにわかに話題に上ることもあるマンチニールだが、その毒性は地元の人々以外に広く知られているわけではない。近年では旅行者が誤って食用してしまう事態が発生している。リンゴに似た外観に加え、熟したスモモのように甘い香りを漂わせることから、毒性を知らない人々が興味をもって口に運んでしまうことがあるようだ。医師でさえその被害に遭っている。
イギリスの医学誌『BMJ』では、実際に誤食してしまったという放射線顧問医師の体験談を確認することができる。カリブ海に浮かぶトバゴ島でのリゾートに出かけたというこの医師は、島で見かけたマンチニールの果実に興味を惹かれ、思わず手に取りかじってみたという。
「甘みがあって美味しかった」と彼女は一口目の感想を振り返るが、問題はそこからだった。「しばらく経つと口のなかにピリピリとした感触が起きはじめ、やがてそれは焼け付くような痛みへと変わり、引き裂かれるような感覚と喉の締めつけを覚えた」という。彼女に勧められ一緒に食べた友人も、同様の症状を示した。
数時間後には痛みは耐え難いまでになり、喉のなかにまるで大きな塊が詰まっているかのような錯覚さえ覚えたという。固形物はほとんど摂取できない状態となり、痛みは8時間かけてようやく弱まる気配を見せはじめた。医師は自身の経験を「恐ろしいものだった」と振り返っている。自身の体験をBMJ誌上で公開し、「マンチニールの樹は深刻な医療上の問題を引き起こすことがある」として注意を喚起している。引用:News week
白雪姫に出てくるおばあさんが
白雪姫に食べさせた毒リンゴは実在したようです。
甘い香りに誘われて食べたら最後、
死の淵を彷徨う激痛と苦しみがあなたを待っている。
『ほら、あなたも一口いかが?甘くておいしいよ』
・白雪姫に登場する魔女が白雪姫に渡す毒リンゴが実在した!?
・アメリカ、フロリダ州エバーグレーズに生える『マンチニールの樹』海岸や湿地帯によく見られる。
・小ぶりのスモモやリンゴに見える緑色の実は、甘くて豊かな香りで食欲をそそる。
・しかし、見た目に反し樹液、果実、樹皮すべてが猛毒『小さな死のリンゴ』の異名を持つ。
・雨の日は樹の下に立つだけで全身水膨れに、燃やした煙で失明。
・食べれば喉が焼け付くような激痛を伴い、死に至るケースもある。
・2011年ギネスワールドレコーズはマンチニールを『最も危険な樹』に認定。
おわりに
今日はこちら【白雪姫の毒リンゴは本当にあった?!下に立つだけで有害小さなリンゴ】について話してきました。
地球上には人間にとって有害で、猛毒な生物がたくさん生息していますが、
見た目から毒々しい
赤や黒や黄色などいかにもこいつは危険だぞと思わせる生物たちが多いですが、
このマンチニールの樹は、見た目ではそれほど、
危険に感じられないのが
厄介なところですね。
日本でも危険な生物・植物たちにご注意ください。
最後まで読んでくださりありがとうございます。
また次回のBlogでお会いしましょう!